自分たちがつらいときでも日本の幸せを願ってくれるウクライナ人

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 「自分たちがつらいときでも日本の幸せを願ってくれるそんなウクライナの人たちのために、できるだけのことをしたいのです。」と、国境なき医師団の門馬秀介さんは語ったが、
 それは、「日本は安全です。安心できます。」と感謝しつつも、空港から聞こえる飛行機の音がトラウマで、
「1つだけ分かったのはみんな平和を大事にした方がいい。いつ何が起きるか分からないから。平和な国でも普通に平和に生きていても、どんな状態にいつなるかは分からない。だから平和を大事にしてほしい。」と語った年配のウクライネ人。
職場がミサイルで破壊され、警報のたびに停車する列車で逃れたウクライネ人は自分が体験したことを語り、「平和のはかなさに気付いてほしい」と講演で訴えた。
 名古屋城のシャチホコがウクライネカラーに!平和を願い、感謝を伝えたかったウクライネ人デザイナー。
日本で暮らすには、日本語を勉強しなければならず、家族愛が強く、離れ離れにならなければならなく、内心同情していたが、日本語能力試験5級に合格したウクライネ人もいる。12月までに4級に合格できるようになりたいと抱負を語る。
 感心しつつも、英語で励ましのエールを送りたい気持ちにさせられる!

 日本人より上手に「ふるさと」を歌うウクライネ人。ウクライネ人でも上手な人が歌っているといえばそれまでだが。オペラの歌い方を知っていると思われる。年配の人が小学校の音楽の授業を思い出しながら歌う「ふるさと」の歌も心を打つが、母国語でない日本語で歌う「ふるさと」の歌に自然と涙が流れている。
 「破壊された家に別れを告げるピアニスト」の動画は、壊れていない白いピアノの静謐さと、割れた窓ガラスが散らばる室内の対照が印象的だった。怒り、悲しみがあるであろうに、優しいやわらかな音色。
ピアノって、イライラした気持ちで弾くと、それがメロディにもろに表れるよ~!
 激戦地の兵士の「戦場のバイオリニスト」。言葉を失った~!
 また、広島で被爆したバイオリンを演奏するウクライネの青年の「希望の音色」
坂本龍一さんの曲、単純なメロディだけど、本当に彼はうまい!
 茨城県にキーウから避難した歌手や俳優の仕事をしていたウクライナ人が、地域の祭りで歌を披露した。日本語で『上を向いて歩こう』を歌ったとき、鳥肌がたった。ロ侵攻で仕事がなくなり、ボランティアに従事していたが、ポーランドに避難した。身寄りはなかったが、日本に来てくれた。

 「戦場のバイオリニスト」がいたオデッサから、横浜市へ1ヶ月、柔道クラブのウクライネの子どもたちが一時避難していたが、帰国の途に。
日本語を勉強していた、または、剣道、空手、将棋、茶道をやっていたウクライネ人って、結構いるんだね!

 日本人でウクライネの民族楽器バンドーラが弾ける人もいないだろうし、日本にバンドーラはないそう。
 ウクライネは文明や民族が交差している地だと思う。スラブ民族だけで構成されているのではなく、アーリア人、ユダヤ人、アジア人、東欧人など、様々な民族の血が入っていると思う。
コサックダンスはスイスのフォークダンスとコーカサスの踊りを組み合わせたようなものに見える。民族衣装もなんかブルガリアの民族衣装に似ていると思える。バンドーラもオーストリアのチロル地方の「プサルター」とハープを合わせたような感じ。音色がね。えっ?違うって?
あくまでも第一印象ですが…。

自分たちがつらいときでも日本の幸せを願ってくれるウクライナ人
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 シリアも今は、シリア傭兵、内戦でネガティブなイメージですが、パウロが回心したダマスコもシリアなんです。なんで、ローマの市民権を持っていて、ギリシア語も話せたユダヤ教徒だったパウロがなぜ、ダマスコで回心したのかって言うと、これはわたしの説だが、
エルサレムにあったセクショナリズムだった、あくまでもユダヤ教の一派であった原始キリスト教が7つの初代教会となり、世界宗教、今のキリスト教になるには、パウロの背負った条件、そして、シリアという地がすべての始まりだったからだと思うから。

 シリアには、南はエジプト文明、シュメール文明、北はヒッタイト文明、西はギリシア文明が流れ込んでいた。なぜかというと、交易路であり、民族や商品が行き来していたからだ。その中心地がダマスクス(ダマスコ)だった。その近くには、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地があったので、巡礼者も通った。

 ウクライネっていえば、チェルノブイリ原発事故しか知らなかった~!
前にも見たことがあるが、久しぶりにソフィア・ローレンの「ひまわり」を見た。当初は、映像が暗く、ソフィア・ローレンもしょぼいと思ったが、ウクライネの村に目がくぎづけ!
ソフィア・ローレンが行方不明の夫を探すのに、ヒステリックだったが、新しい家庭を作ったと分かると、あっさりとあきらめ、再会しても盛り上がらない。何を言いたいんだ~!と、イタリア映画らしからぬ結末、映像に評価は低かった。
 でも、今は心に残る。ウクライネの様子が分かるからだ。


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