「プティ・カザリス 」ピエスモンテ グランプリ作品の秘話〜♪

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 東海調理製菓専門学校の学生さんが研修するレストラン「プティ・カザリス」の製菓、洋菓子の先生、塚田さんが、2017 ジャパン・ケーキショー東京でグランプリを受賞した、お知らせのポスターが貼ってありました。
去年、「味と技のピエスモンテ」連合会会長賞をとったグランプリ作品が展示されていて、実物を見たことがあったよ~♪
テーマは、「リンゴと妖精」
茎や葉っぱが細く、羽の透け感が印象的だった。
去年、洋菓子ケースで販売していた学生さんに、
「コンクールって、メッセージ性の強いものを競うんですか?」
と聞いてみたら、よくわからないようだった~‼
 美容師さんが、カタログを見せながら、うちの店の系列でコンクールに出た人がいるんですよぉ~♪ と言ったが、
奇抜過ぎて、なんてコメントしていいか、わからなくて、
「芸術的ですね~☆」
と。その美容師さんも髪を金髪や赤系にメッシュを入れたり、レゲエに近いパーマをかけたり、かといって、ある時は、黒髪の艶っぽいストレートだったり、服装もスタイリッシュで個性的だったので、(アーティストなんだ~)と思っていた。性格は、とても繊細で丁寧で、あまり話しかけてこなかったので、リラックスして寝てしまうことも。人は見かけによらないってことです~♪

 「プティ・カザリス」の学生たちを教えている&ウェイトレスもされている方に聞いてみたところ、
「世界大会や日本大会に出すものは作品。作品だから、誰が買うというものではない」
「技術も芸術性、アイディアも全部、必要」
「作品は食べない(試食しない)けど、見る人が見れば、美味しいか味が分かる。私たちには分からなくても」
そうか、作品はマニアックなんだなぁ~!

 マカロンもピエが決め手、ピエ(pied)とはフランス語で「足」なんだけど、マカロンの下が細かい泡でくしゃっと膨らんだ部分、ここを見れば、買う前においしいマカロンかどうかわかる。生地の温度管理、混ぜる時間、丁寧な作業に左右される。

「世界大会や日本大会で賞をとると、クリスマスケーキが一万円ぐらいとか、箔がつく」
「プティ・カザリス」は、ケーキもクッキーもお手頃な値段なので、聞いてみたら、
「監修とは、レシピを渡すが、後はノータッチが多いが、ここ『プティ・カザリス』は、先生が一緒になって作る、見ているから、監督。ここの(料理、パン、洋菓子、和菓子)は全部、監督」
「学生が勉強のために作っているから、材料費ぐらい」

「高級車は、バネが違うから、揺れない。すーっと走る」
塚田さんの愛車の話かと思いきや、
「日本大会で、東京まで、高級車ボックスカーをレンタルして、普通の道路は、時速20㎢か30㎢ぐらいで走り、東名を時速50㎢で走る。」話だった~!
普通の道路は、信号停車もあり、道路がぼこぼこ水たまりもある。普通の車、200万か300万ぐらいの車は揺れるから、運ぶ時に作品が折れてしまう。
東名は穴も水たまりもない。それでも、時速50㎢で走る。
500万ぐらいの、ベンツのような高級車でないと、横にできない、立てたまま運ぶから、150か160㎝の高さの車でないと、運べない。

「えっ~‼」
一流のものは、それだけ努力、手間がかかっている。想像を絶する!
一生懸命作って、コンクールに出品するにもこんなストリーがあったなんて、初耳‼

 今日食べた中華も、名だたるレストラン出身の先生の監修、いや監督。四川料理をやっていたが、
「プティ・カザリス」のお客さんは年齢が上の方が多いので、
麻婆豆腐、山椒も豆板醤も、ごく少し、分からないぐらい入っているけど、辛さを抑えている。
甘味にしたい時は、ケチャップを入れるよね~ ケチャップも入っていない。(当たり前か~)
四川料理は、ラー油と唐辛子を効かせるんだよね~☆ 四川料理大好き~♡
 山椒も豆板醤、唐辛子も入っているかどうかわからない、舌が感知しない、ラー油なしの配合だと、スパイス感ゼロの抜けた味になるではないか~!
味噌かケチャップか和風だし、しょう油で、味つけするしかない。
ところが、味噌もケチャップも、和風っぽい味つけでなくても、中華として、全然辛くはないが、コクのある深い味だ~‼ 考えられるのは、花椒、溜まり醤油、酢、紹興酒をうまく使った味つけだが、
味噌味、辛みのスパイスを効かせたのしか食べていないから、分からな~い‼ ちなみに、麻婆豆腐はレトルトではなく、よく作ります。

 本当、辛いのが苦手な方には、ものすごい薄味に作り、後で自分だけ、ラー油、豆板醬を追加して食べているから、

「プティ・カザリス」の中華の先生は、本当、神業だ~‼
 何度も言うように、四川のラー油、唐辛子が効いた鍋に煮えている、辛いけど、美味しいのを好むわたし、辛党が、「プティ・カザリス」の辛みを感じない麻婆豆腐を美味しく堪能しているのだ‼

 お食事をしたお客さんに出すデザートは、製菓部門ではなく、調理部門で作っているんだって〜☆♡





















 本当、知らなかった世界! 一流の妥協しない努力、手間もかけているお話を聞かせて頂いて、良かったです~‼ 感謝、感謝~☆


「プティ カザリス」
掲載許可を頂いています。
053-413-2005 浜松市中区板屋町101-11
宝くじ「マスミ」の隣にあるミズモト学園1Fにある研修レストランです。駐車場はなく 土日祝祭日定休日です。11時半から13時半までですが 数量限定なので 早く ランチが終了することもあります

『アクトタワー晴天、急に雨が(´・Д・)」』
『「プティ・カザリス」の若き学生たち』
『一流のおもてなし☆ 浜松にもありました!「プティ・カザリス」の三浦さん(*^◯^*)』
『「プティ・カザリス」のおもてなし、いい話♡』
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『夏休み♪家族連れで賑わう「プティ・カザリス」☆」
『第4チョコ、ルビーチョコレート♡』
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『女性なのに チョコもらっちゃったよ☆』
『ささやかな忘年会♪えびいち』
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